【インタビュー】バリの人達の食を変える!rentaさん(Bali)
エコスマート内にあるオーガニックカフェ。ふらっとお茶をしていたら出会ったのがドイツ人のレンタさん。
バリに移住してきてからなんと18年間!移住するつもりもなく来て、気がついたら今になっていたそう。
いろいろな人の話を聞いていて思うのが、実はこういう人多いってこと。人生って偶然がたくさん起きるし、だからこそ行動量とかチャレンジが多い程、豊かな人生になると思う。
レンタさんは現在、オーガニックスパイスを作っているそう。バリの人々の環境(特に食べ物)への意識を変える事が私のミッションなの、と力強く語った。
「環境にも良い食べ物は、体にも良い。それをもっと多くの人に知ってほしいの。」
バリの地元の人たちが食べている麺は、油なしで炒めてもくっつかないように、ワックスをかけているそう。(!!)そんな体に悪いものを食べている事実を多くの住民は知らない。だから啓蒙活動をして、体にも環境にも良いものを広めていきたい、という。
また、文化にも直すべき点があるという。バリでは多くの女性が朝にまとめて食事を作り、それを路上で保存したり売ったりしている。もちろん衛生上よくない。「特に理由はないけど文化だから」彼らはそれを続けている。レンタさんは、オーガニックへの興味をきっかけに、健康への意識を高め、こういった文化もかえられればと考えているそうだ。
自分の身の回りから着実に行動を起こしてきたレンタさん。以前は欧米人ばかりがオーガニックに興味を示していたそうだが、やっと地元の人も少しずつ集まり始めた。
「体にいい食べ物は決して高い訳ではないの。形が悪かったり、ちょっと小さかったりするかもしれない。でも、それだけなのよ。」