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動物達と人間の共存できる道を考えてほしい。サファリパーク(Bali)
- KG
- 2015年2月17日
- 読了時間: 2分
インドネシアは多くの島からできている。もの凄いスピードで経済発展する一方、多くの島では森林破壊が進んでいる。ゾウ、オラウータン、トラといった多くの動物が人間と対立し、その数を減らしていっている。
バリにあるサファリでは、救助された動物を保護・飼育しながらサファリを運用しながら、そういった現状を知ってもらう為の活動も行っている。
スマトラゾウの現実
スマトラ島では、人間の活動により住む場所がなくなったゾウと人間が衝突するケースが少なくない。

このサファリでは、救助された動物達を飼育し、ショーを通じて現実を発信している。
・昔々あるところに、ゾウの家族が幸せに暮らしていました
・そこに人間達がきて、木を切り倒してしまいました

・ゾウが住んでいた場所は人間の村に変わり、人々は幸せに暮らしていました

・住む場所を失ったゾウ達は人々と対立する事が増えていきました

「どちらが良い・悪いではなく、共存できるのではないでしょうか?」とナレーションされ、締めくくられる。これは、今まさにインドネシアが直面している問題なのだ。この瞬間もインドネシアでは多くの森が伐採されている。ただしその多くは 居住用ではなく、商業用の理由からだ。
何もしないでいると、いつかこういった動物達がサファリでしか見られなくなる日がくるかもしれない。
そう思うと胸が痛くなった。次の世代、更に次の世代に本当の自然を残したいな。
ゾウの糞を使ったペーパー
他にも、ゾウの糞から作ったペーパーも展示されていた。インドネシアでは、多くの森が紙を作る為に伐採されている。



