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ホテルだって、環境に優しくなれる!Scandic Hotel(Copenhagen)

スキャンディックホテルは北欧を中心に展開するホテルチェーンだ。一見普通のホテルに見えるが、彼らはどんなビジネスも環境に配慮する事は出来る事を示してくれる。2014年には、Sustainable Brand Insightが実施する調査で、4度目となる最も持続可能なホテルに選ばれた、環境に優しいホテルだ。

快適なの?

​正直に言って、めちゃくちゃ快適だった!外見だけではなくて、内装もおしゃれ!本当にエコなの!?と疑ってしまう程。

部屋だって、全く問題ない。

鍵にも配慮していて、80%は木材からできている。通常のカードよりもプラスティックの使用量が少ないだけではなく、耐久性が高く、より長い期間使える。

どのようにエコになったのか?

1993年より彼らは環境への負担を考慮した取り組みを始めた。彼らのモットーは、環境に優しいだけではなく、滞在する人達やホテルの外の人達が快適に過ごせる事。実際、宿泊中に「環境に配慮して我慢しなきゃ」といった点は何一つとしてなかった。

1993年当時、ヨーロッパでは環境問題が注目され始めていた。森林が減少し、多くの海洋生物が死に、浜辺に流され、そして湖は酸性雨で汚染されていた。小さなステップでも少しずつ良い方向に進もう、と彼らは20年以上にわたり取り組みを続けている。スマートシャワー(水やエネルギーの使用量を削減できる)や省エネでん今日の導入に始まり、希望者はシーツやタオルを毎日洗わない制度を導入。全体のエネルギー効率をモニタリングしつつ、排出量などのデータは公表するなど、多くの改善策に、積極的に取り組んできた

水やエネルギーの使用量を毎月全てのホテルについてレポートし、廃棄物の量もモニタリングを続けている。また化学薬品の使用量も計測している。更に、2007年には業界で初めてCO2の排出量を公表し始めた。宿泊客一人当たりのCO2排出量は(計測する事は非常に難しい!!)、2007年の2.88キロ/から2013年には1.77キロ/人まで減少した。計測を始めた1996年から2013年までに、宿泊客は一人当たり、排出量を3キロ(-60%)、水を56リットル(-23%)、廃棄物を0.5キロ(-49%)減らしてきた計算になる。

ホテルの食べ物だって、環境に優しい!全ての食料は環境に配慮された農家から仕入れてきている。

エコは特別な分野じゃないのかもしれない

エコというのは特別なビジネスではなくて、どんな業界でも取り入れる事ができるし、むしろ取り入れていかなければならない、一つの考え方なんだな、と思った。人々の関心を高める事も大切だけれど、気がつかないところで身の真和伊の物が全てエコになっていたら、それもクールだな。

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